照らされて、光合成

リーフィアとランクマに挑むトレーナーの記録

【オフレポ】第1回蒼炎【ポケモンSV】

こんにちは、えすくまです。

 

いきなりですが皆さん、2024年1月7日(日)に関西最大規模のポケモン対戦オフ会「蒼炎」が開催されていたことは、ご存じでしょうか。耳ざとい対戦勢の皆さんにとっては周知の事実だったやもしれません。今回は、「蒼炎」に参加し見事に惨敗しながらも、多くのポケ勢と交流できた喜びを記録したくオフレポを書いていきます。

書く事はぼんやりしか決めてないので、読みにくかったらすみません。よかったらお付き合いください。

では、よーいどん!(前語りから本編へのスムーズな案内ができないのが悩みです)

 

会場到着まで

1月7日朝7時、10-FEETの「第ゼロ感」で目を覚まします。朧気に布団をはぎ取った直後、冷え切った室温が体温と同化してきました。震えながら休日らしからぬ早起きの理由を思い出し、ともかく洗面台へ。

蒼炎の受付開始は9時40分。一緒に参加する友人とは、9時20分に最寄りの「京橋駅」で落ち合う予定でしたので、夕飯の残りの冷ご飯をお茶漬けにして流し込み、せかせかと身支度をし、良き時間に家を出ました。大阪環状線に揺られながら、京橋駅へ向かいます。到着までおよそ15分、構築にスイクンを入れるかアシレーヌを入れるか最後まで迷っている合間に電車は目的地へと車輪を回します。途中、「桜ノ宮駅」を通過しながらピアノの音色の幻覚が聞こえていましたが、電車は無情にも幸せな錯覚を緊張感へ変換します。京橋駅、着。

運よく京橋駅のホームですんなり友人と合流できたので、今日の構築やら意気込みやらお気に入りのケーキ屋が閉店したことやら駄弁りながら、大阪市都島区民センターへ向かいます。いざ、†決戦の地†へ

受付~1戦目直前まで

10分ほどで会場に到着し、1Fホール(†決戦の地†)へ入ると既に何十名ものポケモン戦士たちがスタンバっていました。空気感的にはスポコン漫画のインハイ1回戦直前のような感じです。

会場内は、小学校の体育館のようなホールで、長机とパイプ椅子によって高貴に彩られた†コロシアム†が無数に配置されていました。大体1ブロック4人席って感じです。

参加費2000円を支払ってエントリーを完了すると、2人で適当な席について記念撮影。

途中、知り合いが2人声をかけてくれて4人で1戦目開始までしばし談笑。僕は前日にハイボ級で50戦し、負け越しながらマスターに昇格しましたが、この話も笑ってくれました。ぶっちゃけ情けなさ過ぎて悔しかったので笑ってもらえて少し溜飲が下がりました(グロ画像載せときます。)

予定より10分ほど遅れた10時40分、対戦相手の組み合わせが発表されました。対戦形式はスイスドロー形式。勝利数の近い者同士がマッチアップし続ける仕組みです。1回戦時点は全参加者平等に0勝ですので、超絶強者とマッチアップする可能性もあります。強い人と戦うまたとないチャンス!せっかくなら格上と当たってみたい!ジャイアントキリングしたるわ!!!

 

しかし、心配ご無用。

ここは、「蒼炎」。

関西屈指のトッププレイヤーひしめく最大級のポケモン対戦オフ。

僕の1戦目のお相手は、最高レート2050超えのパパさんトレーナー。

格上とマッチアップしない方が難しい…。

対戦記録

1戦目

こちらは、マスカーニャ始動毒びし展開。

お相手は、BIG6とキョジオーンを組み合わせたメンバー。

キョジカイリュー以外には毒びしも通るので、「マスカーニャ」を先発に。キョジオーンには相棒リーフィアを選出すると決めていたので、「リーフィア」も確定。ラスト1匹には積極的に崩しを狙える「剣舞悪ウーラオス」を選択し、試合開始。

1ターン目、マスカーニャvsカイリュー。初手から妖テラスしたカイリューに対して、マスカーニャトリプルアクセル。数日前に現役引退を発表したスケート選手を思い出しつつ、次ターンに毒びしを展開し、マスカーニャは戦闘不能に。返す刃でリーフィアを投入。メンタルハーブでアンコールをいなしながら岩テラス+「みがわり→やどりぎのたね」と展開。カイリューマルスケを潰しつつリーフィアのHPを管理します。しばらく岩テラバーストを連打。お相手、HP9割のカイリューからキョジオーンへ交代。こちらもキョジオーンへやどりぎのタネを植え付けていきます。しかし、お相手は残数3に対してこちらは2。時間をかければTODでの敗北は免れません。こうなればこちらの勝ち筋は、悪ウーラオスですべてを破壊することだけです。全力で剣舞を踊ってもらうべく、キョジオーンが補助技を使うタイミングで悪ウーラオスへ交代。身代わり→剣舞と選択します。(この時点で後4分ほど)。お相手も時間をかけつつ妖テラスカイリューへ交代。しかし、黒い眼鏡をかけたことでマイケルを憑依させた悪ウーラオスのキレキレダンスは止められません。次世代のKING OF POP誕生の瞬間です。暗黒強打によって交代際の妖テラスカイリューのHPを赤ゲージ目前まで削ります。その上、毒びしも踏んですでに虫の息。ここでお相手は降参を選択。

初戦、辛くも勝利です。

2戦目

お相手は、BIG6にラティオスを入れた並び。Xでよく見かける有名強者の方でした。

結果は惨敗。3-0です。ウソのようにボロ負けしたので愛和学院かと思いました。

初手マスカーニャvs悪ウーラオスの対面から始まりましたが、初手スカーフとんぼがえりからペースを握られ続け、切り札悪ウーラオスもお相手の悪ウーラオスに完全に縛られてしまいストレート負けを喫しました。

完敗でしたが、これが強者かと思わされるような的確な技選択と構築力で感服していました。試合後に感想戦を行いましたが、「悪ウーラオスが増えると予想し、スカーフ悪ウーラオスを入れていました」と仰っていたので上位勢のメタ意識は今の僕の何歩も先にあるのだなと痛感。勉強になります!!

3戦目

水オーガポン+ガオガエン+眼鏡ハバタクカミというサイクル選出に対して、またしても毒びし+悪ウーラオスをぶん投げました。3枠目には、毒びしターンを稼ぎやすいと考えて甘える痛み分けハバタクカミを選出しました。

序盤から毒びしのダメージを蓄積させながら順調にHPを削っていきました。マスカーニャも早々に倒されはしましたが、ガオガエンの持ち物を叩き落とすなど、毒びし以上の仕事ができたので悪くない。しかし、こちらが2体目にハバタクカミを出したあたりから形勢は傾き始めます。お相手の水オーガポンにハバタクカミが対面から負けてしまいます。甘えるのAダウンに対して急所率の高さで対抗できるオーガポンの方が対面は有利だったと言えます。(プランニングミス)

その後なんやかんやあって(←ここが一番大事だろうが!!)最後には、ガオガエンが最後っ屁で残した威嚇によって不意打ちの火力が下がった悪ウーラオスが盤面に残ってしまい、ハバタクカミにスイープされる形で敗北。

サイクル系の並びに対して、甘えるハバタクカミを選出したのがミスだったと思います。結果的に相手の選出に「勝てるポケモン」ではなく「倒されにくいポケモン」にしかならず、3vs1の状況を献上してしまいました。その結果、こちらは交代によってAダウンを解除できず、HP僅かのガオガエンの威嚇に苦しめられてしまったわけですからね。

4戦目

vsキョジオーン+テツノドクガ

こちらは、マスカーニャリーフィア・悪ウーラオスと選出しました。

1戦目と同様の展開を狙うも、テツノドクガにどうやって勝つの選手権開幕。リーフィアの岩テラバーストでニヤニヤ虫さん駆除作戦の妄想をしていたところ、「ん?毒びし踏んだらキョジに勝てんくね…」となり、なんやかんやあって(←ここが一番大事だろうが!!)毒びしを回避できず無念の敗北。

すみません、この試合に関してはガチで頭真っ白でした。「最後にリーフィアで勝つ」ことだけ念頭に置いて初手マスカーニャを選出したのですが(←アホ)、出してからマスカーニャじゃテツノドクガに何もできない事に気付き、あたふたしている間に毒びしを撒かれヘドウェで殴られれ、普通にキョジオーンに詰まされました。情けないにも程があるぞ…っ!マスカーニャさん、選出画面では等倍範囲が広いから毒びしなくても広く戦えそうに見えてしまうんですが、そもそもの打点が低い事を忘れてはいけないですね…。もっと使い込んでおけばよかったです。ごめんよマスカーニャ

5戦目

イーユイやウーラオスを交えたAキュウコン軸の壁構築でした。

こちらは、マスカーニャ・ウガツホムラ・スイクンと選出。5戦目にして初のレギュFメンバーの選出です。新加入メンバーの実力や如何に…!?

…すみません、プレイヤーのミスで負けました。序盤はよかったんですよ序盤は。マスカーニャで岩オーガポンを無償突破して3vs2からゲームが始まったんですね。しかしですよ。2体目から出てきたAキュウコンに壁を貼られ、すかさずイーユイに交代されました。マスカーニャvsイーユイ、このままでは悪だくみの起点にされますよね。皆さんならどうしますか?僕の構築に壁イーユイをいなす手段があるでしょうか。う~~~ん、はっ!スイクンの「吠える」っだっ!僕はすかさず交代しました。ウガツホムラへ。

 

…え?。

 

はい、ウガツホムラへ交代しました。スイクンの吠えるでいなして云々だと思いますよね。僕もそう思います。でもウガツホムラへ交代しました…。あ、この後そのまま悪だくみ2回詰まれて3タテされました。

白状します。試合中、スイクンに吠えるを覚えさせている事を完全に失念していました。またぞろやらかしました。箸にも棒にも掛からぬ大失態。とほほ;;

もちろん、吠えていたら勝ってたかと言うと分かりません。所詮IFストーリーですから。ですが、取れる選択肢の中での最善手を選択できていないことには大きな問題がありますよね。(←ここが!!一番!!大事だろうが!!!!)最後の最後でアシレーヌじゃなくて君を選んだのに、ごめんよ、スイクン

 

ちなみに4敗で強制ドロップなので、僕の蒼炎は1勝4敗で幕を下ろしました。

ポケモン達は頑張ってくれました。敗因は僕。

神奈川県予選で湘北高校に敗れた直後の田岡茂一監督の気持ちが少し分かりました。

 

負けはしましたが、その後会場で知り合った方々と談笑しつつ、ドロップ者向けに用意されていたサブイベントに参加したり、本戦の試合を観戦したりなどしていました。準決勝以前の本戦は、試合の模様が大きなスクリーンに映されるわけではなく予選と同様の長机で行われていたため、選手の後ろからswitchを覗き込む形で観戦していたわけですが、緊張感ありましたね。戦況だけでなく、実際のプレイヤーさんも近くにいらっしゃったので、素早くメモをとったり祈ったりする様子が見えるわけですよ。優勢も劣勢も表情からマジマジと伝わってきて手に汗握りましたね。

準決勝と決勝戦も観戦しました。圧巻のプレイングと構築、センス爆発のニックネームに舌を巻いていました。準決勝と決勝戦の模様は、YouTubeでも見られますので、まだご覧になっていない方はチェックしてみてください。ポチべ爆上がりします。

 

蒼炎に参加して

わざわざ章立てすることもないですが、大会参加の感想をば。

やはり楽しかったですね。対戦自体はもちろん、対戦後の感想戦やちょっとした雑談なども割と盛り上がって。僕も調子乗って「レギュF結構やってます?」とか聞いてました(←ハイボ50戦男)。あとお互いに対戦中に考えていたことを共有できるのはいいですね。このゲームはお互いの思考を持ち寄って競うゲーム故に、互いの認識の共通部分が見えにくいですが、コミュニケーションはそれを超越してくれますね。学びも反省も得られ、感想戦の魅力と価値が僕の中でぐぐーんと3段階上昇の様に高まりました。似たようなことはフレ戦でもできますし、ポケ勢もポ通と称して真剣で切り合ってるんですかね?今後は辻斬りのごとくフレ戦を申し込みまくるのも良いかもしれません。いいのか?

あとは、シンプルに悔しさもありますね。ハイボ級50戦(笑)とか言ってましたけど、実力不足というかさらに下手になってない!?って感じですし。負けた事ももちろん、目の前にあんなに強いプレイヤーが沢山いた中で、自分だけポツリと落ちぶれているような感覚はありました。目も当てられないミスも多かったですし、戦績ももう少し勝ちたかったなというのが素直なところ。自分に腹も立ちます。

けど、悔しいと思えるだけ良いのかもしれません。悔しさもなくぽへ~~っとしていたとしたら腹を立てすぎて腹で歩いていたかもしれません。そんなわけないですねハハッ。

弱いまま腐ってルサンチマンに成り下がるわけにもいきません。これからもランクマは真剣に取り組んでいきますよ。リーフィアと頑張ります。ポチべ、過去最高にメラメラ爆上がりです。

 

それもこれも、全て「蒼炎」の企画立案から運営に携わった全ての関係者の皆様のおかげですね。ポケモンを愛する方々に勝手に背中を押された気になっています。結果で勝手に恩返ししたいところです。

 

主催のvanさん、運営スタッフの皆さま、

一緒に行動してくれた愛すべきポケ達たち、

対戦してくださった方々、

皆さま本当にありがとうございました。

 

ここまで読んでいただいた皆さまにもしっかりと感謝を。ノシ

 

 

…ちょくちょく挟んでるスラムダンクの小ネタは、一体どれだけの人に伝わっているのでしょうか。(←この問題はそんなに大事じゃないです)